留萌地方、増毛町の南端に位置する雄冬海岸。
この海岸は根の荒い場所が多く、アブラコ、ハチガラ、マゾイなどの根魚が釣れます。
それだけでなく、秋にはサケが岸寄りするので初夏〜晩秋までは入釣者が絶えません。
ただ、やはり根掛かりが激しいので釣り座が高いポイントを選び、クレーン釣りをすると仕掛けを失うリスクは多少防ぐことはできます。
●雄冬海岸の釣り好ポイント
雄冬海岸の北側、赤岩岬覆道横のAポイントは、


赤岩岬覆道の留萌側から入釣します。
浜益側からは入釣できないので注意です。
先端部から近投げでも水深があるのでガヤ、アブラコ、マゾイやシマゾイが釣れます。
Bポイントは


国道からコンクリート階段を利用して海岸に出ることができます。
階段を降りて増毛町市街地方向へ歩くと海面に岩が出ているところがあります。
この岩の横を投げ釣りで攻めていくとハチガラが釣れます。
ただここは根が荒いので捨て糸は必ず要ります。
しかし、ウキ釣りでも楽しめます。
A、Bポイントの釣り期は6月〜12月。
Cポイントでは


サケが狙えます。
雄冬漁港で海中飼育されているサケが回遊しますので、ここでもタイミングが合えば複数匹釣れます。
入釣するには国道横から小さな沢を降りなければならないのでウエーダーが必要です。
釣り期は9月〜10月。
朝はサケを狙って、夜はハチガラを狙うのもアリですね。
Dポイントは


雄冬漁港の第2北防波堤の基部。
10月下旬からカジカを狙える好ポイント。
40センチ以上の良型が多いので取り込みの際は消波ブロックを下りなければならず、注意が必要です。
雄冬漁港も、釣りの好ポイントが点在してます。
>雄冬漁港の釣り好ポイント
Eポイントは


国道沿いにあるキャンプ場の裏にあたります。
護岸が整備されているので入釣は楽なのですが、取り込みは胸壁越しとなるので脚立や踏み台があると楽です。
カジカやハチガラが狙え、釣り期は6月〜12月と長いです。
Fポイントは

現在はないものの、商店があったので「商店裏」と呼ばれている有名ポイント。
ちょい投げでハチガラやカジカが狙えます。
E、F、ポイントどちらも根が荒いので捨て糸を使った釣りとなります。
仕掛けが10組以上ロストすることもあります。
●雄冬海岸で釣れる魚の時期
